低用量ピルYaz(ヤズ)とその効果

避妊用ピル NAVI

低用量ピルYaz(ヤズ)とその効果

Yaz(ヤズ)は卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合された混合ホルモン製剤です。
いわゆる低用量ピルと呼ばれるもののひとつで、卵胞ホルモンエチニルエストラジオール含有量が国内最小量の0.02mgです。
これにより副作用を軽減するとともに休薬期間を短くすることができます(通常7日のところを4日)。
休薬期間を短縮することで、頭痛などの諸症状を緩和することが可能です。

黄体ホルモンには国内初のドロスピレノンを採用しており、第三世代の新しい黄体ホルモン薬と言われるこのドロスピレノンは男性ホルモンのような作用が少ないためニキビやむくみへの副効用が期待できます。
また、効果としては服用している間は排卵・月経が制限されるため、「偽妊娠療法」として妊娠しているような状態にすることで避妊薬としての働きがあります。
本来は、月経困難症(生理痛)や月経前症候群(PMS)の軽減を目的とした薬です。
女性ホルモンの分泌を穏やかにして子宮や卵巣を休ませる効果があり、生理痛や腰痛、吐き気や頭痛、憂鬱感やイライラを解消するのに役立ちます。

ただし、血液を固まらせる性質があり血栓が出来やすくなるという副作用もあるため、血栓症などの持病はもちろんのこと高血圧症や腎臓疾患などが心配される方は注意が必要です。
卵胞ホルモンにより悪化する子宮がんや乳がんにも影響が出るため、万が一疑いがある場合は服用できません。
また、低用量ピルは必要最低限の有効成分によって作用しているため、他の薬との飲み合わせには気をつけなければなりません。
他の病気で薬を処方される場合はかならずピルの服用を申告するようにします。
また、薬の他に健康食品などでも効果が低下してしまう飲み合わせや、不正出血を起こすようなものもあるため併用する場合は他の避妊法を試すなど、気をつけることが大切です。

Yaz(ヤズ)の飲み方は、1日1錠を毎日決まった時間に、決まった順番で経口にて服用します。
錠剤に色がついていて、淡色のものから順に飲むことになっています。
これを28日間続けます。
これが一周期となり、出血の有無にかかわらず29日目からまた次の周期として服用を続けます。
服用中は、水分を多く取ることや喫煙を控えるなど、血栓ができないような配慮が必要です。